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2005年05月10日


7月に宇宙基地と交信 高知市・横浜小で傍受テスト

 高知市の横浜小学校で7月、地区の小中学生たちが地球上約400キロの国際宇宙ステーションと無線で交信することがこのほど決まった。日本や欧米のアマチュア無線愛好家団体などが進めている「アリス・スクール・コンタクト」の一環で、四国では初の試み。主催する同小校区青少年育成協議会は5月下旬から、宇宙と交信する“隊員”を募集する。

 同コンタクトは、アマチュア無線を使い、同ステーションに滞在中の宇宙飛行士と交信するプロジェクト。日本では平成11年以降、関東や関西の小中学校のアマチュア無線クラブで行われてきた。3年前の電波法改正で、無線の資格を持たない小中学生でも上級資格者の下での交信が可能となった。

 同地区でコンタクトへの参加の話が持ち上がったのは3年前。

 上級無線技師の資格を持つ会員がNASA(米国航空宇宙局)に申請。順番待ちしていたところ、7月の5日、7日、8日のいずれかに宇宙交信が実現することになった。

 7月の本番を前に、9日には横浜小体育館でアマチュア無線機を使い、大阪府池田市立細川中が行った交信を傍受。追尾テストをした。

 同ステーションは地球を90分で1周するため、交信可能時間は10分程度。この日はパソコンの不具合から軌道を画面に映し出すことはできなかったが、英語による交信内容はしっかり傍受。集まった子どもたちは「すごい」と宇宙からの声に耳を傾けた。

 同協議会では、今月下旬から交信に参加する小中学生約20人を同地区から募集。6月中旬にもNASAに質問内容などを伝える。協議会の大村育子事務局長は「科学離れが進む子どもたちに感動を与えたい」と話している。

 【写真説明】無線機から聞こえてくる宇宙からの声に子どもたちは「すごい」と歓声を上げた(高知市瀬戸東町の横浜小学校)

 
2005年05月10日の朝刊ヘッドライン
GW利用状況まとめ 高知道最高5・8%増
7月に宇宙基地と交信 高知市・横浜小で傍受テスト
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