ARISSスクールコンタクト
ARISS(Amateur Radio on the International Space Station)スクールコンタクトは、
アマチュア無線を使用して、国際宇宙ステーションに滞在しているアマチュア無線の資格を
持っている宇宙飛行士と子ども達が交信を行うプロジェクトです。このプロジェクトは、
NASA(米国航空宇宙局)の教育プログラムの一環として行われており、5つの地域
(米、ロ、日、欧、加)のIARU加盟団体とAMSAT地域団体の代表がボランティアで運営しています。
JARLの組織ではありません。また、一部に多額の費用が掛かるかのような情報が流れていますが、交信に必要な経費については、
「必要な経費」に出ていますので、こちらを参照してください。
次回の交信予定(最新情報をブログで提供していますので、そちらも見て下さい。)
これから申請される方へ
最近イベントに合わせて実施したいとの問い合わせを頂くようになりました。このプロジェクトは、国際宇宙ステーションが日本上空を通過し、宇宙飛行士の勤務時間内で
他の業務と重ならない時に実施されます。この為、日時の指定はてきませんので注意してください。
また、申請できる組織は「学校もしくは教育施設」です。これ以外の組織からは、申請できません。なお、教育施設であることが確認(証明)できれば、申請可能です。
申請される場合は、機材が手元にあるか、もしくは確実に確保できることを確認の上、申請して頂くようお願いします。
2023年3月22日の電波法施行規則等の一部改正に伴い、臨時局での交信はなくなりました。
既存の局を使用して交信することになりますので、使用される局のコールサインを申請時にお知らせ下さい。なお、この局で145MHz帯で50Wの運用が出来ることが必要です。(交信当日、監督する無線従事者のトラブルに備えて、
社団局で申請して頂くようお願いします。)
また、スクールコンタクト時のISS側のコールサインですが、体験運用として既存の局を使用して交信する場合は、第三者通信のFCCのpart97.115(日本の電波法に該当)に抵触する可能性があるため(米国との間に暖三者通信に関する同意がないため)、NA1SSでなくOR4ISSを使用することになりました。
なお、交信に参加される方が全員50W局の運用が可能な無線従事者免許証をお持ちの場合は、FCCのpart97.115に該当しませんので、ISS側のコールサインをNA1SSで出て頂くことも可能です。この場合は、申請時にお知らせ下さい。
現在、米国と第3者通信の同意がある国は、ARRLのWebで確認できます。URLは、http://www.arrl.org/third-party-operating-agreementsです。
申請書の記入漏れが見受けられるようになってきました。これから申請される方は、申請される前に記入漏れが無いか、確認の上、申請されるようにお願いします。(特に、学校の概要(項目2の最後)と交信時間(項目15)に関する記述に関して、記入漏れに注意してください。)
ニュース
お知らせ
これから申し込まれる団体の皆さんへ
現在、世界全体で申し込みが50校以上(Web上で公表されている学校以外に)あります。
各地域で均等になるように調整していますが、これからの申し込みですと交信は、1年
ほど先になります。
またスクールコンタクトは、宇宙飛行士の業務の一環としてNASAの好意で無料で勤務時
間を割いて行っているものです。
このため、NASAから実施に当たって色々な条件
が出ています。最低限これらを守っていた
だくことが、実施の条件ですので、これらを理解の上申請していただくようお願いします。
注意:本Webページは、今後スクールコンタクトを行う学校・団体の為に各種情報を提供することを
目的に開設しました。本Webページの映像資料は、交信方法やアンテナ、リグ等の設備の状況を知っ
て頂く目的で、解像度を落とすことなく置いてあります。ARISS
スクールコンタクトを計画されている学校・団体等で、これらの資料が必要な場合は、CD-RもしくはDVDで提供が可能なものもありますので、安田(下記メールアドレス)までご
連絡下さい。
2024年04月01日更新
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安田 聖(やすだ さとし)7M3TJZ