地 域 版 

 壮大な宇宙体感 母里小6年生 飛行士と交信「やった!」
2005/01/08

 宇宙を身近に感じてもらおうと、国際宇宙ステーション(ISS)と英語での無線交信が七日夜、稲美町立母里小学校で行われた。「宇宙は暖かいですか」「一番楽しいことは」。六年生児童が約四百キロ上空の宇宙飛行士と質疑応答し、壮大な世界を体感していた。

 ISSの教育プログラム「ARISSスクールコンタクト」の一環。アマチュア無線で宇宙飛行士と交信することで、宇宙科学に関心を持ってもらうのが狙い。世界中で行われており、県内では三校目になる。

 同町はこの日、東播地域の先頭を切って町内の小、中学校で一斉に始業式があった。その後の交信には六年生七十三人が参加。約十分の交信時間で、十九の質問を代表の十二人がぶつけた。

 最初は交信がうまくいかなかったが、飛行士から返答が流れると場内は一安心。「どんな勉強をすれば宇宙飛行士になれますか」との質問には「科学など、いっぱい勉強しないといけない」。「一番驚いたことは」には「窓から見た地球がとても美しかったこと」などの回答も。交信の模様はモニターに映し出され、教諭らが同時通訳。最後の交信が終わると、児童らから拍手と大歓声が沸き起こった。質問した西川来実さんは「交信できたときは『やった』と思った。成功してうれしい」と目を輝かせた。(横田良平)


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夢をのせて JR加古川線電化開業
 十二月十九日、JR加古川線は待望の電化開業を迎える。すでに沿線各地ではハード、ソフトの両面からさまざまな取り組みを展開し、利用者増を模索する。今年は全線開通から満八十年。地元住民の思いとともに、生まれ変わる鉄路の現状と未来を探る。(今泉欣也)
トークステージ「わが家の防災対策」
 
地域力再び 7人刺殺事件を越えて
 静かな集落を揺るがせた加古川市西神吉町の七人刺殺事件は、逮捕された容疑者(47)が周囲と摩擦を繰り返し、孤立した末の惨劇だった。再発防止へ、安全・安心なまちへ、「地域」に何ができるのか。地域の防犯とコミュニティーについて、あらためて考えてみたい。
翔る 東播からアテネへ 代表選手インタビュー
 百八年ぶりに近代五輪発祥の地で開かれるアテネ五輪が、いよいよ十三日に開幕する。自然豊かな東播地方で育ち、世界の檜舞台での活躍を前にした二選手に聞いた。
風と歩く〜レトロ編
 「時代」が染みこんだ建物や街並みには独特の気品が漂う。東播の街角に、そんな昔懐かしさを訪ね歩いてみた。ふるさとの“におい”を運ぶ風に誘われて。
播州弁フォーラム
 皆さん、せんどぶり(ひさしぶり)です。トークステージ「播州弁ってなんどい」では、多くのお便りをいただき、ありがとうございました。中でも、六百票を超える投票が寄せられた「好きな播州弁ランキング」では、威勢の良さとともに、温かく楽天的な面を持つ“播州人気質”が浮き彫りになるなど、興味深い結果となりました。さて本日から、播州弁シリーズ第二弾をスタートさせます。題して、「せんどぶり! 播州弁」。今回は、播州出身で各界で活躍中の著名な方々が播州弁に対して抱く思いを、インタビュー記事で紹介します。
ワイタケレの青い空 加古川 障害児の海外研修
 加古川市、市国際交流協会の障害者海外派遣事業で、中学三年生七人が二月三日から十日まで、姉妹都市のニュージーランド・ワイタケレ市などを訪れた。保護者の同伴はない“自立”の旅。自然を満喫するプログラムを通じ、子どもらは何をつかんだのか。その歩みを伝えたい。
備えは 防災の現場を歩く
 六千四百人余の命を奪った阪神・淡路大震災から十年目に入った。南海・東南海地震の対策地域に指定され、すぐ北を山崎断層帯が走る東播地域にとって、巨大地震はもはや人ごとではない。備えは十分か。防災の現場を歩いた。
子どもを守れ 揺れる安全管理
 池田小学校児童殺傷事件の後も学校や子どもたちを狙う事件が続いている。東播地域も例外ではない。学校、そして通学路の安全管理。加古川では安全を「学校任せ」にするのではなく、保護者自らが考える動きが出始めている。学校や周辺の取り組みを検証し、今後の課題を探る。
トークステージ 播州弁ってなんどい
 正月。播磨に帰郷した方には「せんどぶり」(久しぶり)という迎えの言葉も新鮮に響くでしょう。「親しみやすい」とされる一方で、「荒っぽい」「汚い」との評価も。 新年はそんな「播州弁」を考えていきたいと思います。
発想で挑む 東播磨新産業創出支援事業から
トークステージ「2003はりま秋祭り」
 
海辺再び 失われた浜の記憶
 東播には海がない、と言う人もいる。確かに前世紀、海辺は驚くほどのスピードで姿を変えた。砂浜は跡形もなく消え、代わりに企業群がびっしりと張りついた。 そして今、海辺は再び変わろうとしている。渚(なぎさ)を取り戻そうと高砂から声があがった「入浜権運動」は、今年ちょうど三十周年。企業や行政にも、海辺を市民に開放しようとする動きがある。 今が、一つの岐路だ。失われた浜辺、そして海の話を、いろんな人に聞いてみようと思う。
トークステージ 「姫路ナンバー マナー悪いって本当?」
 運転が乱暴な車のナンバーを「一姫二太郎」になぞらえて、関西では「いちひめ、にいずみ…」と言うことがあります。この言葉では、兵庫県西部の「姫路」が、大阪府南部の「和泉」より前に挙げられています。そのためか、兵庫県内で交通マナーが悪い車といえば、すぐに「姫路」ナンバーがやり玉に。しかしこの“姫路ナンバー乱暴説”は、どこまで信ぴょう性があるのでしょう。読者と考えてみたいと思います。
水辺のゆくえ 加古川河口域 車止め設置
 南部に工場が立ち並び、海から近くて遠い街、加古川市。わずかに残る砂州へつながる堤防の保全を主な理由に今春、車止めが設置された。 海辺に残された“わずかな財産”をめぐる課題に回答はあるのか―。人と自然、人と人との共存について考える。
みえない泉 地下水と暮らす稲美町
 稲美町の地下深く。豊かな水脈があるという。その町で、暮らしに地下水が染みこんだ人たちに出会った。
武蔵・伊織と高砂展
 「武蔵イベント」が各地で次々と開かれる中、生誕地とされる高砂でも、ゆかりの品などを集めた特別展が始まった。キーワードは「あなたの目で確かめてください。武蔵生誕の真実を…」。主な展示品とともに武蔵などにまつわるこぼれ話を紹介する。
武蔵
 五日に幕を開けた大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」。ゆかりの地が多い播磨では、放映前の昨年からブームが盛り上がりを見せる。いまなぜ武蔵か? その生涯を追い、魅力の源に迫る。
商の移ろい 点描 ダイエー閉店
 ニッケパークタウンでは、ダイエー閉店後も専門店の営業が続く。駅からの動線上にある周辺商店街からも影響を懸念する声がある。後継店の発表はまだない。〇二年暮れ。加古川の「商」を点描する。
別府鉄道 レカーの記憶
トークステージ 「どう思う? わがまちの合併」
ボクシング兵庫決戦
 二十五日に大阪府立体育会館で開かれるプロボクシング日本バンタム級タイトルマッチ。二十三歳同士の闘いは、史上初の県内ジム所属ボクサー対決となる。王者・仲宣明(尼崎ジム)と挑戦者・熟山竜一(JM加古川)。拳を交える二人に迫る。
食はいま
 人が健康に生きていくための基本ともいえる「食」。その安全性と信頼が揺らいでいる。不安の時代、人々は安心して、その日の糧を得たいと切望する。東播の地で「食」のいまはどうなっているのか。リポートする。
トークステージ 「晴れの結婚式」
トークステージ 「おやじの存在」
トークステージ 「なぜ行けない甲子園」
トークステージ 「いまどきのマナー」
トークステージ 「体罰」
トークステージ 「夫婦別姓どう思う」
 紙面にて見解の分かれるさまざまな問題について読者の意見、主張を掲載した「トークステージ」をまとめました。
  
新春インタビュー 21世紀に踏み出す


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