大成功 宇宙からの声に 緊張・興奮・感激
国際宇宙ステ−ションと東金子中学校生徒が無線で交信
〜中学校の直接交信としては日本初 交信質問数20は日本新記録〜
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| 3月26日(水)の夕刻、東金子中学校の生徒17人が国際宇宙ステーションのケン船長と約10分間、無線での直接交信に成功しました。この事業は、入間市児童センター無線クラブを通して、NASA(アメリカ航空宇宙局)のスクール・コンタクト・プログラム事業の「ARISS」に、応募し実現したもので、日本では2001年の入間市児童センター無線クラブ、2002年の池田市、今年2月18日神戸市の小学校に続く4番目で、中学校としては日本初です。 国際宇宙ステーションは、地球の上空約400kmを約90分で地球を1周していますが、直進する電波での通信可能時間は地平線から地平線までの約10分です。 限られた10分という時間、必ず交信できる保障もなく、宇宙ステーションの都合や電波障害で交信そのものが中止や中断することもある条件。会場となった東金子中学校の美術室に集まった約80人が固唾を飲んで交信開始を待つていると、やがてケン船長のはっきりとした声が会場に流れました。後は17人が順番に交信を進め計20の質問を無事クリアし大成功。 その瞬間、会場内には、ほっとした顔、興奮した顔、嬉しそうな顔が並び、歓声があちこちで起こりました。なんと20の質問クリアは日本新記録です。
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