EchoLink
現在各国で行われていますスクールコンタクトをEchoLinkやIRLPで中継する試みが
ARISS国際チームで行われています。このため、国内でも今後の交信をIRLPもしくは
EchoLinkで中継したいと考えています。
EchoLinkのコンファレンスサーバーを用意しました。コンファレンス名は*JK1ZRW*
です。このサーバーを国内での交信の音声の中継にご利用下さい。なお、中継される
場合は、当方までご連絡ください。中継して頂く局以外は、送信できないようにMUTE
状態に設定させていただきますので宜しくお願いします。
EchoLinkの設定
タイマー割り込み回路
EchoLink Proxyについて
EchoLinkの設定
EchoLinkで中継を行う場合、送信に使用しているクライアント側で、timeoutになら
ないように設定する必要があります。[Tools]->[Setup]->[Timing]と進み、
[Transmit time limit:]を0に設定して下さい。

Toolsの表示

Setupの表示
タイマー割り込み回路
EchoLinkでの中継を行う場合、中継先が国内局だけであれば問題ないのですが、現在
AMSATのコンファレンス・サーバーも中継に使用しています。このコンファレンス・サーバーには、
米国内の多くのレピータが接続されています。このため、運用に関してはFCCのルールに
従う必要があります。つまり、「連続して3分以上送信する」ことが禁止されています。
これに対応するため、2分半毎に約2秒のブレークタイム(無送信期間)をコンファ
レンス・サーバー側で入れています。(特定の局に対して、muteとunmuteを定期的に繰り返す方法で
実現しています。このスクリプトのソースです。)
この方法ですと、残念ながら交信の途中でブレークが
入ることもあります。これを避けるために、一定時間の無音声時間を検出すると、これを
ブレークタイムとみなす回路を作ってみました。

写真の設定は、150秒(2分30秒)毎に1.5秒のブレークタイムを入れる設定です。
これらの時間は、ブレークタイムの間隔としてDIPスイッチで1秒から255秒の間で、
また0.1秒から25.5秒の間でブレークタイムを設定できます。この設定された間隔の
間で、無音声時間がブレークタイムより長がければ、ブレークタイムが取られたとして、
最初に戻ります。また、設定間隔の間に指定された無音声時間がない場合は、設定間隔が
経過した後、指定されたブレークタイムが取られます。

使用している主なICは、VOX用に新日本無線のNJM2072D、
そしてPIC16F648Aです。他は、汎用
ロジックICの74HC257とRS232Cのレベル変換用ICのADM3202ANです。なお、VOXのリカバリータイムは、1秒に設定
(コンデンサーを変更することによって変えられます。)してあります。
(回路図、
PIC16F648Aのソース、
PIC16F648AのHEXソース)
電源についてはUSB端子から取り出す(5Vで最大500mAが取り出せます)と、比較的簡単に作ることができます。
(この電源の取り出し方については、IRLPでの中継方法を見てください。)
なお、この回路は、EchoLinkのPTTコントロールにRS232c端子を使用していますので、EchoLink側で設定が
必要です。EchoLinkの画面で、[Preferences]->[PTT Control]と進んで設定します。

Preferencesの画面からPTT Controlをクリックします。

Serial Port CTSにチェックを入れ、使用するCOMポートを選択します。
EchoLink Proxyについて
EchoLinkで中継を行う場合、中継サイトのインターネット環境によってはEchoLinkが
必要としているポートの転送ができない場合があります。このような時のためにEchoLink Proxyと言う
方法が用意されています。この方法ですと、ポート8100番でEchoLink Proxyにアクセスし、EchoLink Proxyが
コンファレンスサーバー等の相手に接続を行います(ポートの
転送は必要ありません)ので、ファイアーウオール等で、外部に対して8100番が通過しない設定になって
いない限り中継が可能です。この方法で中継を試みられる場合は、安田までご連絡ください。EchoLink Proxyの
アドレス等をお知らせします。なお、EchoLink Proxy
に関する詳しい説明がJG3EBB局のホームページの
EchoLinkProxyにありますので、
そちらを参照してください。
2007年03月07日更新
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安田 聖(やすだ さとし)7M3TJZ
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