交信内容:日本語(翻訳)
◆ 2001.11.23(金)国際宇宙ステーション交信記録
JK1ZAM:入間市児童センター無線クラブ
−−<交信開始挨拶>−−
<マイクコントロール> … 江成彰彦(21)大学3年 22時31分42秒〜
(江成)NA1SSこちらJK1ZAMです。予定の交信です。(応答なし)
(江成)NA1SSこちらJK1ZAMです。感度はどうですか。(応答なし)
(江成)NA1SSこちらJK1ZAMです。聞こえますか。
(フランク船長)JK1ZAM、こちらNA1SS続けて下さい。
(江成)こんにちは。
日本最初のアマチュア無線による(宇宙)交信への応答ありがとうございます。
交信できることに感激しております。
私は、入間市からマイクコントロールする江成彰彦です。
21歳の学生です。明瞭に聞こえます。
感度はいかがですか。
(フランク船長)JK1ZAM、こちらNA1SS。
(江成)20の質問を用意しています。それでは、最初の質問です。
1)33分20秒(澤田恵梨子:サワダ・エリコ)
Q:何故、宇宙飛行士になったのか。
A:宇宙で働きたかった、長い間の夢だった。
2)33分40秒(平井遼介:ヒライ・リョウスケ)
Q:宇宙飛行士には何歳からなれるか、どうしたらなれるか。
A:コンピュータや数学を学び技術を身に付けた。
自分の好きなことをやり通して結果を出した。
3)34分05秒(坂本岳也:サカモト・タカヤ)
Q:どんな実験をしているか。
A:沢山の科学的実験、無重力状態で人体血液の検査、国際宇宙ステーションの整備など。
4)34分30秒(安田愛:ヤスダ・アイ)
Q:地球はきれいか、そしてどう思うか。
A:とてもきれい。
5)34分50秒(宇都真奈美:ウト・マナミ)
Q:日本はどのように見えるか。
A:日本がよく見える。東京の光がよく見える。
以前住んでいた事があり友だちもいる。なつかしい。
6)35分17秒(坂本玲:サカモト・レイ)
Q:オーロラはどのように見えるか。
A:非常にきれいで、北極の近くで天使の羽のように姿や形を変えている。
7)35分35秒(池田ちひろ:イケダ・チヒロ)
Q:星はどのように見えるか。
A:とてもクリアーに見える。暗い中で惑星がよく見える。
暗い宇宙の中で大気の外なので強い光を発しているように見える。
8)36分00秒(関口玲:セキグチ・レイ)
Q:獅子座流星群はどのように見えたか。
A:1分間に100個位、上下左右に流れていきました。
9)36分40秒(杉永尚子:スギナガ・ナオコ)
Q:1日をどのように過ごしているか。
A:実験をして、一日2時間半位運動もしなければならない。
忙しい、地球上にいるのと同じ。
10)37分10秒(安田睦:ヤスダ・ムツミ)
Q:さびしくならないか。
A:時々、お父さんの事を思い出したりする。
忙しいのでいつも色々な事で頭がいっぱい。
でも、やはり家族に会いたいと思う。
11)37分40秒(小室貴幸:コムロ・タカユキ)
Q:風呂やシャワーはどうしているか。
シャワーは無い。特別な石鹸でからだをふき取ります。
12)38分07秒(市川和宏:イチカワ・カズヒロ)
Q:地球と宇宙はどちらが暮らしやすくて楽しいか。
A:もちろん地球です。何か物を置いても動かないので。
国際宇宙ステーション内ではぶっつかったりするので気を付ける。
でも、動くのは簡単。
13)38分30秒(横倉勇希:ヨコクラ・ユウキ)
Q:家族とはどのように連絡をしているか。
A:特別な電話線がある。E−mailをよく利用する。
14)39分00秒(安田慎:ヤスダ・シン)
Q:休日は何をしているか。
A:地球上と同じ、家族に連絡を取る。
CDを聴く。星を見る。
15)39分40秒(澤田恵梨子:サワダ・エリコ)
Q:個人的には何を持っていったか。
A:写真とCD。今、父の写真を見ている。
16)40分10秒(坂本岳也:サカモト・タカヤ)
Q:宇宙はどんか感じか。
A:グレート(すばらしい)おもしろい体験である(地球がこいしいけど楽しい)
17)40分35秒(小室貴幸:コムロ・タカユキ)
Q:国際宇宙ステーションの滞在は地球の暮らしとどう違うか。
A:無重力であること。
18)41分00秒(平井遼介:ヒライ・リョウスケ)
Q:何を食べているか、ステーキと牛乳も飲むか。
A:地球で食べるのと同じ様な物、昨日は感謝祭で特別料理を食べた。
お茶も飲むよ。
19)41分41秒(池田ちひろ:イケダ・チヒロ)
Q:アイスやキャンディは食べているか。
A:・・・・・・・。(交信困難状態)
−−−−−−−−−−−<交信終了挨拶>−−−−−−−
(フランク船長)JK1ZAM、こちらNA1SS。
(フランク船長)JK1ZAM、こちらNA1SS。
(江成)NA1SSこちらJK1ZAM
応答ありがとう御座いました。いいミッションを続けて下さい。
以 上