国際宇宙ステーションとは
◆ 宇宙の研究所
地上から約400km上空の宇宙空間に建設される施設です。そこでは人が長期に生活し、地球を約90分で1周します。宇宙空間を利用し、地球や天体の観測や実験・研究を行います。そして、その結果は今後私達の生活や産業に生かされます。つまり、宇宙にある研究所といった訳です。
宇宙開発事業団
(NASDA)提供
◆ 国際協力と平和のシンボル
国境のない場所、つまり宇宙空間。ここに建設される国際宇宙ステーションももちろん国境はない施設といえます。現在、アメリカ・カナダ・日本・ロシア・ヨーロッパ各国が協力し、共同開発を進めています。宇宙開発はそれまでの国と国とのの競争から協力へと変って来ました。そのようなことから、国際協力と平和のシンボルと言われています。
宇宙開発事業団
(NASDA)提供
◆ 変化する形
国際宇宙ステーションは40数回に分けて、地球からロケットで打上げられる構成部分を組立て完成に至ります。1998年に打上げがはじまり、最終打上は2004年の予定となり、長期的な建設計画と言えます。 従ってその形は、打上が行われるごとに変化し、巨大化していきます。完成時には、最大長110mでサッカー場程度の大きさになるそうです。
宇宙開発事業団
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日本が担当をする「きぼう」と呼ばれる実験モジュール
宇宙開発事業団
(NASDA)提供